ちわっす。
今日は前回の灌木伐り作業の続きをしていきます。
灌木って言っても、実際はシロダモという一種類の木です。ちょっと考えてみてもらうとこれって不思議じゃないですか?雑木林って、いろんな木が生えていて、いろんな生き物が暮らしていて、そんなイメージを持たれるのではないでしょうか。
でも実際の雑木林は少し違います。一種類の低層常緑樹だけが一面を覆い尽くして林内は真っ暗。地面に緑はありません。見上げると巨大化した落葉高木がひしめき合っています。中でも特に巨大になるアカマツとコナラは共に病気にやられて軒並み立ち枯れていて、落とした枝や折れた幹が下層の木々と絡まり合ってバリケードを作ります。
今回もナタでシロダモを伐り拓いて行きます。一番強いと思う生き物を叩いて叩いて、生物多様性を取り戻していきます。活き活きした山に戻ってほしい。
次回は枯れて朽ちた植物を片付けていきたいですね。
初回 薮開拓編
未開の山を拓くシリーズの一回目です。伸び切った笹主体の急斜面の薮を拓きます。メインで使用するのは刈払機。一番厳しい状況で使う場合の刈払機作業の解説動画です。選び方、振り方、作業の進め方、などなど。
続編1 笹刈り編
笹薮を突破すると低木が生い茂る林内に入って行くことになります。林内も笹が侵入していますので、引き続き刈払機で細い灌木ごと笹を刈っていきます。笹は貴重な食資源ですのでしっかり観察します。
続編2 灌木伐り編
一通り下草を刈り終えて、ナタで灌木を打っていく作業を進めます。ナタの選び方や振り方を解説する動画になっています。また木を伐るという行為を縛る森林法についても最初にここで触れさせてもらいます。
木を伐るとシカが寄ってきます。愛らしいです。
続編3 灌木伐り編2
引き続きシロダモという灌木を伐っていきます。ただひたすらに一種類の灌木を伐りながら、ふと生物多様性という概念に考えがおよび、その有り様に思いを馳せます。日本の放置山林の姿、ご覧ください。
シリーズ4回目にしてやっと牛たちが姿を見せてくれました。活き活きした様子に活力をもらいながら作業を進めていきます。
#DIY#山づくり#山開拓