山林開拓の先駆者、宮上誠さんにお話を伺うため、鹿児島県出水市にある「東雲の里あじさい園」を訪問しました。宮上さんはおよそ30年前に4万坪の山林を50万円で購入して、仕事を終えた後に、なたと鎌とつるはしだけで開拓を始めました。
それから毎日開墾作業を続けて、今では10万本のアジサイをはじめ、桜やモミジなど四季折々の花が咲く大庭園や、陶芸工房、ギャラリー、茶室などの施設を作り上げました。園内にある「生そば 草の居」の手打ち十割蕎麦も絶品です。
宮上さんにとって山は自然のキャンバスであり、宮上さんが語る山林開拓の心得は、人生を山に捧げた哲学そのものです。
続編では「人生はたったの2択、するか、しないか」「年をとったら、自分の歩いた足跡に人が寄ってくるような生き方をするべき」「生きがいのあるもの、一生かけてやり通すものを持つべき」など、宮上さんの名言がたくさん登場します。
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日本の山を宝の山に変える 生そば草の居と東雲の里 訪問記
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