山いちば代表の比賀が、日本の地価と山林価格との関係性や、山林相続のリスク、使っていない山林の活用方法を解説します。
太陽光発電所などの用地は別として、地価の上昇による山林価格への影響はほぼありません。山いちば創業時の7年前と比べて、日本の地価は約1.7倍となっていますが、山林の価格はほとんど変わっていません。山林の価格は地価よりも木材の市場価格に影響を受けます。
最近は緩斜面で川に隣接している「川付き」「平坦地あり」「道付き」山林物件は、人気が急上昇しています。また、サウナブームの影響もあり、「自分の山にテントサウナを建てて、川に飛び込みたい」というテントサウナ愛好家が増えています。
山林を所有するリスクやデメリットといえば、すぐ台風や土砂崩れなどの災害が思い浮かびますが、山林所有における一番のリスクは「誰の所有なのかわからなくなる」ことだと考えます。
日本の国土のうち、九州と同じぐらいの面積が「所有者不明の土地」であり、そのほとんどが山林と言われています。山林相続時に相続権を放棄しないと、その山林は相続対象者全員の共有となるため、代を経るに従って誰が所有しているのかわからなくなります。
山に植林して管理する理由は、いずれ立木を伐採して換金するという目的があったからです。最近は先祖代々の山林でも相続したくないという方が増えており、今後は山林を売却して第三者に役立ててもらうことが、最良の山林活用方法になるでしょう。
山を相続しても使い道がないという方や、所有する山林が遠すぎてなかなか行けないという方は、山林を売却して老後の資金にしたり、他の目的で使うことも検討してみてください。
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