市街化調整区域の土地にに家を建てる事は出来るのか?
藤原:
本日は気にった土地が「市街化調整区域」だった事で、マイホームが建てられるのか不安になられた大村さんからのご相談です。
市街化調整区域に家は建てられるのか?
では、どうぞ
大村:
実は立ててある看板を見て気になる土地があるんですが、その土地が“市街化調整区域”と書かれていて…正直、家が建てられるのか心配で…。
藤原:
“市街化調整区域”というのは、都市計画法で『市街化をできるだけ抑えるべきエリア』として指定されている場所なんです。
農地や自然を守るために、基本的には自由に建築できないという考え方になっています。
大村:
ということは、やっぱり家を建てるのは無理なんですか?
藤原:
いいえ、必ずしも不可能ではありません。都市計画法第34条という法律に基づいて、一定の条件を満たせば許可が出る場合があります。
例えば、もともとその土地に住んでいた人の住宅や、地域の生活に必要な建物などですね。まずは自治体に確認して、許可の可能性を調べる必要があります。
大村:
じゃあ申請すればすぐに建てられるんですか?
藤原:
通常の宅地と違って、建築許可を取るまでに時間がかかります。半年から1年くらいの余裕を見ていただいた方がいいですね。
まずは市役所で事前相談、それから開発審査会などで審査が行われて、ようやく建築確認に進める流れになります。
もちろん、許可を得られなければ建築は不可能です。
大村:
なるほど…契約前にしっかり調べないとですね。
藤原:
おっしゃる通りです。また、、大切なのがインフラの確認です。水道や下水、電気が本当に使えるかどうか。
もし整備されていなければ、工事費を自己負担する必要があるかもしれません。
それから土地が農地の場合は、別に“農地転用”という手続きが必要です。農業委員会の許可がないと住宅用地にはできません。
大村:
やっぱり普通の土地に比べて、時間も手間もかかるんですね。
藤原:
そうですね。市街化区域の土地と比べて比較的安い傾向にあるので買いやすいがその先が大変だという事です。
ただ、市街化調整区域だからといって『絶対に家を建てられない』わけではありません。条件を満たして許可が出れば、しっかりマイホームを建てることは可能です。
だからこそ、購入を検討する前に必ず入念に確認することが大切なんです。
大村:
なるほど、希望はまだあるんですね。ありがとうございます!
仲介をお願いしますので、調査をお願いしても良いですか?
藤原:
もちろんです、お任せ下さい。
本日のテーマは“市街化調整区域に家を建てられるのか?”でした。
時間と手間はかかりますが、土地の価格は比較的安い傾向にあります。
土地探しをされている方は、ぜひ参考にしてください。
ただし、自分だけで判断せずにプロに相談しましょう!
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